職人としてのAさんの工夫

2011.12.23

建具革命は、Aさんのような、昔ながらの建具職人の仕事を激減させた。Aさんが、建具を「造る」のではなく「創る」ようになったのは、日常生活の一部として昔からの伝統的な建具を造っていたのでは、生活していけなくなっているからだ。工場生産の安価なサッシに対抗する建具ではなく、オリジナリティーで勝負する作品としての建具をつくっていかなくては、ニーズを掘り起こせなくなってきていることに気付いたからだ。ただ、Aさんの偉いところは、作品としてのオリジナリティーを出しながらも、木製建具を、より多くの人の手に届くものにしていこうという努力を忘れないところだ。

[参考サイトのご紹介]
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http://suumo.jp/chintai/osaka/ek_2455_konoikeshinden/

国産材にはこだわるが、建具として使える国産材なら、どんな木でも試してみる。材木としては一級品とは言えない、源平の材でも節ありの材でも試してみる。源平というのは、木の赤身と呼ばれる赤い部分と白太と呼ばれる白い部分が混ざった材木で、強度はあるが見た目の美しさが白太だけの木よりも落ちるので敬遠され、極端に安くなっている材だ。節ありというのは、節があるので使いにくく、見た目も美しくないという理由で、やはり極端に安くなる材木。