現在借りている住宅公庫のローンの条件は、住宅公庫がどうなっても変わらないだろうと考えられる。ただ、私たちが持つ住宅ローンを見直すにはいいきっかけになることは間違いない。将来にわたっての、自分の生活設計を見直し、それによって、ローンの繰上げ返済をするか、借り換えるか、なんらかのアクションを起こすタイミングとしては今を置いてない。しかし、それはイコール何らかの行動を起こさなければならないというわけではない。見直しをした結果、動かないほうがいいというケースも多いはずだ。マスコミにあおられて、強迫観念にとらわれて、何が何でも低金利のものに借り換えしなければならないというわけではないし、同じく繰上げ返済しなければならないというわけでもない。そのままじっと動かず、というのも大切な選択肢なのである。住宅公庫がどういう形で民営化されても、借りているローンの条件が変わらなければ、借り手がとり得る行動はそう多くない(新規に借りる場合はより選択の幅は広い)。自らのローンを見直してみて、(1)なにもしない(2)借り換える、繰上げ返済をする(3)借り入れの配分を見直す基本的なアクションはこの三つだろう。
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