海外と比べて分かる、日本の住宅産業の欠陥

2011.10.07

実際に海外の住宅の考え方、性能、レベルを知ってしまうと、現在の日本の住宅がいかに粗悪なものか納得頂けるかと思います。ではまず日本の住宅レベルを知る上で、海外へ輸出している日本の住宅資材には何があるか考えてみましょう。私が知りえる範囲では、某メーカーの便器くらいです。特に中国では、ウォシュレット付便器が、数年前から大人気で、富裕層に受け入れられています。これは、他の国にウォシュレットの文化がないか、またはまだ浅いという背景もありますが、それでも日本の技術力が受け入れられています。近年では、韓国製の商品も見かけるようになりました。しかし値段は安いですが、故障も多く、品質にばらつきがあります。では、そのほかで輸出しているものはあるのでしょうか。温度を伝えやすく劣化しやすいコンクリート製のサイディング。合板にフィルムを貼ったフローリング、ドア等の内装材。空気を通さないビニールクロス。断熱効果の乏しいグラスウールを代表とする断熱材……。どれも海外の物と比べて、値段も高い上に品質が悪いので、住宅文化の優れている外国人には、必要とされていないのが現実です。

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